とてもお久しぶりの投稿となってしまいすみませんm(__)m
お身体にプラスになる情報を届けられたらと思いますので、またよろしくお願いしますm(__)m
早速ですが、鍼灸治療の考え方に「本治法」と「標治法」というものがあります。
簡単に言うと、「本治法」は病気の本質に対する治療、「標治法」は病気の症状に対して行う治療、になります。
例えば、慢性的な腰痛の治療を行うにあたって、今起きている痛みなどの症状の治療とともに、身体に起こっている原因の根本を治療しなければ、改善したとしても痛みがすぐに戻るということが起こります。当院では、症状に対する「標治法」と原因の本質を治療する「本治法」を行うことを大切にしています。「標治法」と「本治法」を同時に行うことを「標本同治」と言われています。
当院の施術の強みは、身体の内側と外側にアプローチできることです。
腰痛の施術の1例として、まずJTAフラッシュリプロ療法を行いうまく使えていない“サボリ筋”を働かせて、腰を支えている筋肉を安定させます。次に、「標本同治」に基づいたはり施術を行います。腰痛の原因の根本が腎虚(五臓六腑という古代医学における概念の腎の働きが弱くなっている)と判断したならば、「本治法」として腎虚を補うためにツボの腎兪(じんゆ)や志室(ししつ)、手三里(てさんり)、足三里(あしさんり)、関元(かんげん)、太谿(たいけい)、復溜(ふくりゅう)などに鍼を使います。また、「標治法」として筋肉の硬くなっている部分を中心に鍼を使います。
JTAフラッシュリプロ療法で“サボリ筋”の筋力を回復させ、はり施術で自然治癒力・抵抗力を高め、身体の内側と外側にアプローチして身体の根本の弱りを改善させるように施術を行います。
自律神経の乱れや原因不明の不調、腰・肩・膝などの痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。