東洋医学には「未病を治す」という考え方があります。
専門学校に入学して勉強し始めたころは、正直よく分かりませんでした。(未病?病気ではないのかな?病気ではないものを治す?)
「未病」とは、病気ではないが調子が悪い状態、病気に向かう状態のことを言います。病が重くなる前に自分の身体と向き合って健康な状態を取り戻すというのが「未病を治す」という考え方です。
当院の方にも、身体が痛い、腰痛や頭痛などの身体の不調があっても検査では異常ないという「未病」の状態に当てはまる方が来られています。
体調に何かしらの変化が現われはじめたときは、「バランスが崩れていますよ」という身体のサインです。鍼灸は人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めて、この「未病」の段階でのアプローチを得意としています。
原因が分からないが何か身体の不調を感じておられる方は、お気軽にご相談・お問い合わせください。