冷え性の原因は、色々ありますが胃腸が弱まっていることが一つ挙げられます。
例えば、冷たいものや脂っこいものの摂りすぎ、夜中に食べるなどの偏った食生活は、胃腸に負担を与え続けることになります。胃腸が弱まると、消化・吸収能力は低下し栄養不足になると、身体の中の熱を作り出すエネルギー源が不足している状態です。また近年では、腸は、第二の脳といわれその重要性が注目されています。
東洋医学的にみると、飲食物が消化される脾胃(五臓六腑)から生命エネルギーである気を作りだすので、飲食物を消化する機能が低下すると全身に栄養が巡らなくなって、冷えの原因となります。
治療は、胃腸の不調に良いツボを選んで鍼灸をし、冷えがでている所を中心に灸で温めていきます。食生活では、少しずつでも胃の負担を軽くしてやることが大事です。