こんにちは、健康心理アドバイザーの酒井悠次です。
先日、このコラムでもお伝えした自宅の排水管工事が無事に完了しました。これで懸念していた問題が片付き、少し肩の荷が下りたような気がします。
さて、皆さんは何か問題やトラブルが起きた時、どう対応しますか。それが些細な問題であれば自分で解決できますが、大きな問題、それも専門知識、技術が必要だとしたらそうはいきませんよね。
今回、起きた私の自宅の排水管工事のケースでも自分では対応できませんので、専門家である水道業者さんにお願いする必要がありました。
ただ、ここで一つ問題があります。それは業者さんの選び方です。一口に水道業者といっても何社もあるので、どの業者を選んでいいのか迷ってしまいます。それにネットで少し調べてみると水道工事のトラブルも少なからずあるようです。
これは何も水道トラブルだけの話ではありません。様々な問題において、時には専門家の力を借りる場面がどうしてもあります。
そんな時、良き専門家を見つけるポイントを押さえておくことでスムーズな問題解決につながるでしょう。
では、どうすれば適切な専門家を見つけられるのでしょうか。私が思う3つのポイントをご紹介します。
1つめは、解決したい問題、要望を紙に書き出す。また、専門家に聞きたいこと(問題の原因、解決策、予算、時間etc)といったことも紙に書き出すことがポイントです。
なぜこれが大切なのかと言うと、これから自分が解決したい問題を正確に把握する必要があるからです。
そうすることで専門家に解決してほしいことを適切に伝えられます。
当然ながら自分と専門家との間には知識や技術、経験に大きなギャップがあります。ですので、そのギャップを埋めるためにも、まずは紙に書き出して整理しましょう。
2つめは、専門家の経験、実績を知ることです。自分が相談する問題、トラブルを解決した経験、実績はあるのかを把握しましょう。
一口に専門家といっても得意分野、専門分野があり、自分の問題とは上手くマッチングしないこともあります。
例えば、医学の世界でも様々な専門分野がありますよね。水道業者さんの世界でも大規模な水道工事をするのが得意であったり、トイレや洗面所、お風呂といった自宅の水トラブルを解決するのが得意な業者さんもいます。
ですので、いかに自分が解決したい問題を解決できる専門家にお願いするかが大事になります。
そのためにも、これまで自分と同じような問題を解決したことがあるか、その実績を知ることが大切になります。
3つめは、国や地方自治体といった公的機関から情報を入手することです。国や地方自治体が発信する情報は、事実や根拠を精査した上で発信しています。そのため正確性や客観性、信頼性は高いと言えます。ちなみに、私がお願いした排水管工事の業者さんも私の住まいの自治体の水道局が指定した業者さんでした。
国や地方自治体には、私たちの知らない様々な知識や経験、ノウハウの積み重ねがありますので何か良い解決法を提案してくれるかも知れません。ですので、何か問題、トラブルが起きたら、まずはお近くの自治体に相談するのをおすすめします。
以上、適切な専門家を見つけるための3つのポイントをご紹介しました。
自分一人では解決できない問題も専門家に相談することで案外、あっさり解決する場合もあります。
今、自分が起きている問題、トラブルも過去に解決した事例かも知れないからです。
「巨人の肩に乗る」ということわざをご存じでしょうか。先人の偉業にもとづいて仕事をすること。またそうすることにより、先人よりも能力が劣る人でも立派な業績をあげられるという意味です。
専門家の力を上手く借りるのも正に巨人の肩に乗ることです。
そのためには良き専門家を見つけることが大事になりますので、今回、お伝えした3つのポイントをぜひ参考にしてみてください。